JR東海のポケット時刻表

(4/6ページ)

駅別時刻表(H15~H18)

路線時刻表が長すぎたのか、平成15年秋ダイヤからは駅別時刻表に戻りました。
ただ、元の様式に戻るのではなく、表紙無し1面構成のポケ時に全駅統一されました。

名古屋(東海道線上り)、2003(平成15)年10月1日
▲名古屋(東海道線上り)、2003(平成15)年10月1日改正、両面
カラー1面構成のポケ時です。
時刻欄だけ特化したようなポケ時なのですが、凡例が無いため、色を見て種別が何か覚えていないといけません。
よく見ると寝台特急や急行銀河も載っているのですがそれも・・・

名古屋(東海道線上り)、2004(平成16)年3月13日
▲名古屋(東海道線上り)、2004(平成16)年3月13日改正、両面
次のダイヤ改正では、凡例が付くようになり、種別が分かるようになりました。
あわせて表記の修正が行われ、特急と急行は同じ表記になりました。
ただ、特別停車(快速の幸田駅停車等)が四角囲み「停車駅注意」で済ませているのは少し・・・
また様式の変更に合わせてサイズも約半分になり、カードサイズまで小さくなりました。
携帯性は向上したのですが、ちょっと字が小さくなりすぎたような。

名古屋(中央線)、2004(平成16)年10月16日
▲名古屋(中央線)、2004(平成16)年10月16日改正、両面
さらに次のダイヤ改正で再び仕様変更が行われ、サイズが一回り大きくなりました。
この様式で落ち着いたようで、その後2006(平成18)年3月改正のものまで維持されました。

名古屋(東海道線上り)、2003(平成15)年10月1日改正・2004(平成16)年3月13日改正・2004(平成16)年10月16日改正
▲名古屋(東海道線上り)、2003(平成15)年10月1日改正・2004(平成16)年3月13日改正・2004(平成16)年10月16日改正、平日面
3つのポケ時を並べて大きさの変化がわかりやすいようにしました。
サイズ比較のためカード(オレンジカード)も横に置いてみました。

豊橋(東海道線下り)、2006(平成18)年3月18日
豊橋(東海道線上り)、2006(平成18)年3月18日
豊橋(飯田線)、2006(平成18)年3月18日
▲▲▲豊橋(東海道線下り)、2006(平成18)年3月18日改正、両面
▲▲豊橋(東海道線上り)、2006(平成18)年3月18日改正、両面
▲豊橋(飯田線)、2006(平成18)年3月18日改正、両面
全てが1面構成のポケ時で統一されていたため、同一駅で複数枚のポケ時が配布されることがありました。(その意味では名鉄のポケ時に近いです)
豊橋駅の場合は、「東海道本線上り」「東海道本線下り」「飯田線」の3種類のポケ時が配布されました。
本数が少ない区間では平日時刻欄と土休日時刻欄を片面にまとめて、裏面は白紙にしていました。
ポケ時の広告はNTTドコモで統一されているため、この飯田線のポケ時のような自社広告はレアでした。

亀山(関西線)、2005(平成17)年3月1日
亀山(紀勢線)、2005(平成17)年3月1日
▲▲亀山(関西線)、2005(平成17)年3月1日改正、両面
▲亀山(紀勢線)、2005(平成17)年3月1日改正、表面(裏面は白紙)
本数の少ない区間では時刻欄がまとめられ、1面の両面で上りと下りの時刻表をまとめられます。
亀山駅の場合は関西本線がそれなのですが、奈良方面はJR西日本の担当なので、他社の時刻表を掲載しているのは興味深いです。

飛騨萩原、2004(平成16)年3月13日
▲飛騨萩原、2004(平成16)年3月13日改正、表面(裏面は白紙)
本数の少ない路線では4つの時刻欄を1面に納めています。

大桑、2005(平成17)年3月1日
▲大桑、2005(平成17)年3月1日改正、表面(裏面は白紙)
平日と土休日のダイヤの区別がない区間では、時刻欄が「毎日」表記になります。
このように本数の少ない駅でも律儀に駅別時刻表が配布されていました。

桜町、2005(平成17)年3月1日
▲桜町、2005(平成17)年3月1日改正、表面(裏面は白紙)
この駅は無人駅ながらポケ時が作成されており、飯田駅でいただきました。
この時期はJR東海の全駅の駅別ポケ時を配布していたのだろうと思われます。
とても全部は調査しきれませんね・・・

金山(中央線上り)、2005(平成17)年3月1日
▲金山(中央線上り)、2005(平成17)年3月1日改正、両面
この年は愛知万博が開催され、中央線では会場アクセスのため、万博八草駅(現:八草駅)直通の「エキスポシャトル」が運転されました。
ポケ時にもその表記があります。

静岡エリアのポケ時

この時期の静岡エリアでは名古屋エリアと同様の駅別時刻表が配布されていました。
また、従来通りの路線時刻表も配布されていました。
しかし、駅別時刻表は作成数が少ないようで品切れが多かったです。
また、2006(平成18)年3月改正のものは確認できませんでしたので、どうやら途中から駅別時刻表は配布されなくなり、路線時刻表のみになったようです。

静岡(下り)、2003(平成15)年10月1日
静岡(上り)、2003(平成15)年10月1日
▲▲静岡(下り)、2003(平成15)年10月1日改正、両面
▲静岡(上り)、2003(平成15)年10月1日改正、両面
名古屋エリアと同仕様の駅別時刻表です。
ただし、静岡特有のものとして、(当時は)深夜にも列車がやってくるため、時刻欄が1時~0時まで24時間対応したものになっています。

掛川、2005(平成17)年3月1日
▲掛川、2005(平成17)年3月1日改正、両面
1面構成で上下線をまとめたものになります。

身延線、2003(平成15)年10月1日
身延線、2003(平成15)年10月1日
▲身延線、2003(平成15)年10月1日ダイヤ改正、両面
路線時刻表については以前からのものと様式の変更はありません。


次ページへ進む(路線時刻表(H18~H23)へ)

前ページへ戻る(路線時刻表(H14~H15)へ)

メニュー

inserted by FC2 system