南海のポケット時刻表

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冊子時刻表

南海では2007(平成19)年より冊子の時刻表が無料配布されています。
南海線と高野線の2系統別に作られます。
以前は両系統が一緒になった冊子が販売されており、その代わりに登場したものです。

南海線・空港線冊子、2007(平成19)年8月現在南海線・空港線冊子、2007(平成19)年8月現在
▲南海線・空港線時刻表冊子、2007(平成19)年8月現在、表紙および6・7ページ
全60ページの冊子となっています。
表紙は小型のものと同じく看板特急列車が飾っています。
支線の時刻も載せるほか、南海フェリーとの接続時刻表や特急停車駅の料金・運賃表も付いています。

高野線冊子、2007(平成19)年8月現在高野線冊子、2007(平成19)年8月現在
▲高野線時刻表冊子、2007(平成19)年8月現在、表紙および4・5ページ
全80ページの冊子となっています。
2扉車、切り離しや増結も分かるようになっています。
泉北高速線、汐見橋線の時刻も載せるほか、特急時刻表や特急停車駅の料金・運賃表も付いています。

高野線冊子、2008(平成20)年11月現在
▲高野線時刻表冊子、2008(平成20)年11月現在、表紙
りんかんサンラインの名前が表紙から消滅しています。

南海線・空港線冊子、2012(平成24)年4月現在
▲南海線・空港線時刻表冊子、2012(平成24)年4月現在、表紙
南海フェリーとの接続時刻表は載せなくなったようです。

小ネタ(表紙間違い)

誤植のあるポケット時刻表はどこの会社でもたまに見られるものですが、南海では表紙に間違いが何度もあったためここで取り上げてみたいと思います。

高野線表紙、2000(平成12)年12月改正
▲高野線表紙、2000(平成12)年12月23日改正、左が誤植 右が訂正後
区間急行が三日市町までになっていますが、正しくは林間田園都市まで来ています。

南海線表紙、2001(平成13)年3月改正
▲南海線表紙、2001(平成13)年3月24日改正、左が誤植 右が訂正後
貝塚とりんくうタウンの表示が抜けています。

高野線表紙、2003(平成15)年5月改正
▲高野線表紙、2003(平成15)年5月31日改正、左が誤植 右が訂正後
準急・区間急行ともに美加の台までになっていますが、正しくは準急は三日市町まで、区間急行は林間田園都市までです(そもそも美加の台行きは存在しません・・・)。

住ノ江、2007(平成19)年8月改正
▲住ノ江、2007(平成19)年8月11日改正、両面
表紙の駅表記が「住之江」となっていますが、正しくは「住ノ江」です(地名としては住之江で大丈夫なのですが)。
表記が違うのは表紙のみで、例えば時刻欄上部にある駅名は「住ノ江」になっているのがおもしろいところです。

貴志川線のポケ時

現在は和歌山電鐵となっている貴志川線ですが、2006(平成18)年4月1日に移管されるまでは南海の一路線でした。
私が南海時代に行った時は和歌山と貴志で白黒コピーのものを、伊太祈曽(当時は伊太祁曽)で主要駅時刻を載せたものを頂きました。

和歌山+貴志、1999(平成11)年5月改正
▲和歌山+貴志、1999(平成11)年5月7日改正、両面
裏表で貴志川線の両端駅の時刻を載せたものです。
日付は古いですが、和歌山電鐵移管までこのままでした。

和歌山+貴志、1999(平成11)年5月改正
▲和歌山+貴志、1999(平成11)年5月7日改正、表面
別の時にポケ時を頂くと、片面に時刻を載せたものに変わっていました。

貴志川線主要駅発、1999(平成11)年5月改正
▲貴志川線主要駅発、1999(平成11)年5月7日改正、両面
紫赤の2色で縦書きと、現在の南海のポケ時とは大きく異なっていました。


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