京都市営地下鉄のポケット時刻表
少し前のポケ時
▲京都、1981(昭和56)年5月29日現在、両面
京都市営地下鉄烏丸線が開業した時の時刻表です。
当時は営業区間が京都~北大路間であるため、京都駅は終端駅でした。
6分30秒間隔とはなかなか中途半端な運転間隔ですね。
なお、広告にある(京都)近鉄百貨店は2007(平成19)年に閉店となっています。
▲四条、1981(昭和56)年5月29日現在、両面
中間駅の時刻表ですが、2駅セットにはなっていませんでした。
また平日ダイヤと休日ダイヤを同じ時刻欄に載せることで、終端駅と同じ2面構成としています。
▲四条+五条、1998(平成10)年9月、両面
執筆時(2014年)現在のものと同じ緑赤の2色刷りのポケ時です。
ただし、時刻欄下部に広告欄が無いなど、いくつか違う点があります。
▲十条+くいな橋、2000(平成12)年3月、両面
烏丸線から近鉄奈良まで直通する急行が運転開始された時の時刻表です。
表紙にも大々的に宣伝されています。
▲御陵、2000(平成12)年3月、両面
東西線のポケ時にも奈良直通運転の宣伝が載っていました。
なお、この表紙に出てくる時計のイラストは執筆時(2014年)のポケ時でも引き続き使われています。(参考)
ただ、なぜか短針のみ描き直されています。
▲烏丸御池、2000(平成12)年3月、両面
烏丸線と東西線の交差するこの駅では表紙が独自デザインとなります。
上2つと見比べると分かるように、両線の表紙デザインを融合したものとなっており、とても興味深いです。
▲竹田、2001(平成13)年3月、両面
近鉄は毎年のようにダイヤ改正がありますので、烏丸線にダイヤ変更が無かったとしても竹田駅のポケ時は作り直されることになります。
2014年のポケ時と違い、空いたスペースに運賃表が掲載されています。