近鉄のポケット時刻表(大阪輸送統括部)

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当ページでは2009(平成21)年のデータを元に書いています。
2009(平成21)年における大阪輸送統括部でのポケ時配布状況(別ウインドウ)

1.標準カラータイプ

最も広く見られるタイプです。通常、近鉄のポケ時を言う場合はこれを指すかと思います。
3面構成から7面構成まで幅広く存在します。

長瀬、2009(平成21)年3月改正
▲長瀬、2009(平成21)年3月20日改正、両面
「近畿大学前」と副駅名表記がポケ時にも書いてあるのは珍しいのではないでしょうか。
その他は標準的な書き方になっています。

近鉄奈良、2009(平成21)年3月改正
▲近鉄奈良、2009(平成21)年3月20日改正、表面
時刻横に乗り場も表記する親切設計です。
備考欄が増えるとこのように表紙の写真が無くなります。
そうなると黒枠も無くなる場合が多い(例:大和高田)ですが、奈良線の一部駅と大阪難波駅ではそのままです。
ただ、逆に写真付きでも黒枠無しになるところもあります(例:大久保+久津川)。

大阪難波、2009(平成21)年3月改正
▲大阪難波、2009(平成21)年3月20日改正、表面
阪神との直通運転を開始してポケ時も3面構成から5面構成に長くなりました。
表紙の表記に「近鉄」の文字が無く、単純に「発車時刻表」となっているところがおもしろいですね。
時刻欄は「近鉄発車時刻表」、「阪神発車時刻表」としっかり分けて書いてあります。 阪神部分は色使いを変えています。

生駒、2009(平成21)年3月改正
▲生駒、2009(平成21)年3月20日改正、表面
右側にあるけいはんな線と生駒線の時刻が横書きになっています。
近鉄のポケ時で横書きになっているのはここだけとなっています。
なお、以前は生駒線の時刻が奈良線と同じ場所に押し込まれていました(なお、小ネタも参照)。

大久保、2009(平成21)年3月改正
▲大久保、2009(平成21)年3月20日改正、両面
ぱっと見は基本の形ですが、表面が土休日時刻、裏面が平日時刻と順番が逆になっています。
京都線と大阪線の高安周辺のみなぜかそうなっていて、不思議なところです(参考)
また、どちらも昔は通常通り平日時刻が表面でした。謎です。
いったい何が起きているのでしょう?

法善寺+堅下+安堂、2009(平成21)年3月改正
▲法善寺+堅下+安堂、2009(平成21)年3月20日改正、両面
複数駅をまとめて掲載する場合はほとんど、表紙駅名部分を【 】でくくります。 これとは別に法善寺単独と堅下単独がある中でどうして一緒に載せたものが必要なのか謎です。
3駅詰め込んだものを作らないで安堂単独のものを作れば、あるいは法善寺単独と堅下単独をやめればいい気がするのですが。
しかしそこには素人に分からない理由があるのでしょう。おそらく。

大久保+久津川、2009(平成21)年3月改正
▲大久保+久津川、2009(平成21)年3月20日改正、表面
表面が大久保、裏面が久津川の時刻となっています。
先ほどの大久保のポケ時では土休日時刻が先(表面)にきていましたが、この久津川が一緒になったものでは平日時刻が先(左)に来ています。
ある意味不思議です。

吉野口~越部、2009(平成21)年3月改正
▲吉野口~越部、2009(平成21)年3月20日改正、両面
6駅をまとめています。
少々窮屈な感じもしますが、それだけ利用客も少ないのでしょう・・・

生駒線各駅(平日)、2009(平成21)年3月改正
▲生駒線各駅(平日)、2009(平成21)年3月20日改正、両面
生駒線全駅の時刻表を4面の中に詰め込んでいます。裏面は1面の横幅も縮め、表とあっていません。
これは平日の時刻だけを載せており、別に土休日版で同じようなポケ時があります(次画像)。
平日と土休日でポケ時を分けるのは少々特殊ですね。
生駒駅単独のものでは生駒線が独立していましたが、こちらでは奈良線時刻の下に詰め込まれています(以前の生駒駅単独ものもそうでした)。
生駒線が独立するようになったのは阪神との直通運転開始で三宮など行き先が増えてスペースが無くなったからだと思っていましたが、どうやら本気を出せば詰め込めないこともないようです。

生駒線各駅(土休日)、2009(平成21)年3月改正
▲生駒線各駅(土休日)、2009(平成21)年3月20日改正、表面
土休日には東山行きが無いなど色々違いはありますが、ぱっと見では色違いにしか見えません。

生駒+萩の台+東山、2009(平成21)年3月改正
▲生駒+萩の台+東山、2009(平成21)年3月20日改正、両面
生駒線全駅版だけでも用は足りるところですがこの生駒線の2駅は特別扱いされており、さらに別のポケ時が作られています。
東山と萩の台の時刻部分に「平日用」の表記が無いことに違和感があります。
裏面にはちゃんと「土・休日用」の表記があるのでただ単に忘れただけでしょう。
ちなみに、以前は萩の台と東山の時刻部分は生駒線全駅版からそのままひっぱってきたようなものでサイズのかなり小さいものでした。


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