JR東日本のポケット時刻表(千葉支社)

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このページではJR東日本千葉支社のポケ時の個別研究を行います。

路線時刻表

千葉支社駅別/路線ポケ時路線図
▲千葉支社管内駅別/路線ポケ時路線図、2012(平成24)年3月改正分調査
おおむね毎時2本列車本数があるかどうかが区切りとなっているようです。

千葉支社管内では線区の本数の多寡により駅別時刻表と路線時刻表が使い分けられています。
このうち、路線時刻表となっているのは内房線(君津~安房鴨川)、外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)、総武本線・成田線(成東・成田~銚子)、成田線我孫子支線(成田~我孫子)、久留里線、東金線、鹿島線となります。
このうち、前3つはジャバラ折り、後3つは1面構成、残りの成田線我孫子支線は独自タイプとなります。

総武本線成田線、2012(平成24)年3月改正
総武本線成田線、2012(平成24)年3月改正
▲総武本線成田線(再掲)、2012(平成24)年3月17日改正、両面
ジャバラ折りの路線時刻表です。
表紙に書いてあるように本屋で売られてる時刻表を基に作っているため、書き方がポケ時らしくないですね。

東金線、2012(平成24)年3月改正
▲東金線、2012(平成24)年3月17日改正、両面
1面構成に線内全駅の時刻を載せています。

鹿島線、2012(平成24)年3月改正
▲鹿島線、2012(平成24)年3月17日改正、両面
片面に全ての時刻が収まったため、裏面が全面広告となっています。

成田線、2012(平成24)年3月改正
▲成田線(成田~我孫子)、2012(平成24)年3月17日改正、両面
縦長の変則的な形をしたポケ時です。
単線とは言え、10両編成が行き交う線区で路線時刻表のみを配るのは珍しい気がします(他は新幹線くらいでしょうか)。

駅別時刻表

駅別時刻表は黒赤2色が基本となりますが、広告欄の関係でカラーになる場合があるほか、両国駅では独自タイプのポケ時となります。

本八幡、2012(平成24)年3月改正
▲本八幡、2012(平成24)年3月17日改正、両面
広告欄がカラーとなっていますが、時刻欄は変わらず黒赤2色です。

空港第2ビル、2012(平成24)年3月改正
▲空港第2ビル、2012(平成24)年3月17日改正、両面
成田空港行き時刻は掲載せず、裏面が全面広告欄になっています(成田空港駅と共通の様式)。

東千葉、2012(平成24)年3月改正
▲東千葉、2012(平成24)年3月17日改正、両面
下りは総武本線と成田線で時刻欄を分けています(分岐する佐倉駅までの各駅に共通)。
同様の例として、本千葉駅では下り時刻欄が内房線と外房線で分かれています。

成東+日向、2012(平成24)年3月改正
▲成東+日向、2012(平成24)年3月17日改正、両面
裏表で別の駅の時刻を載せています。
千葉支社管内では複数駅を載せる駅別時刻表はほとんど無く、2012(平成24)年調査ではここと隣の八街+榎戸しかありませんでした。
なお、榎戸~佐倉間にある南酒々井駅はポケ時が無い模様です(駅に置いておらず、佐倉駅で念のため聞いてみましたがありませんでした)。
酒々井駅のポケ時が裏面広告欄になっているので、そこに入れたらちょうどいいのになあ、と思ったり。

八積、2012(平成24)年3月改正
▲八積、2012(平成24)年3月17日改正、両面
停車本数としては先ほどの日向駅と大差ありませんが、単独のポケ時となっています。

五井、2012(平成24)年3月改正
▲五井、2012(平成24)年3月17日改正、両面
裏面が小湊鉄道の時刻欄となっています。
共同使用駅となっている関係でしょう。

千葉、2012(平成24)年3月改正
千葉、2012(平成24)年3月改正
▲千葉、2012(平成24)年3月17日改正、両面
広告欄は1面のみとして、備考欄が存在するのはこのあたりでは珍しいと思います。

両国、2012(平成24)年3月改正
▲両国、2012(平成24)年3月17日改正、両面
千葉支社管内としては変則的となる青赤2色であり、裏面が全面広告となっています。
この駅は近くに本社がある関係か、ライオンの全面広告の入った独自のポケ時が配られることが多いです。

浜金谷、2012(平成24)年3月改正
▲浜金谷、2012(平成24)年3月17日改正
路線時刻表が配られる区間ですが、このようにお手製ポケ時が配られていました。
他にも館山や安房鴨川といった駅でもありました。

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