阪神のポケット時刻表

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2009(平成21)年以前のポケ時

1998(平成10)年02月改正分のポケ時では、縦書きのポケ時となっていました。
2001(平成13)年03月改正分のポケ時から横書きとなりました。
2009(平成21)年03月改正分のポケ時から、時刻欄が基本1.5面分から1面分に変更になりました。

甲子園、1998(平成10)年2月発行
▲甲子園、1998(平成10)年2月発行、下り面
時刻が縦書きです。縦書き→横書きという流れは京阪でもあったことですね。
他には土曜時刻があることや凡例が下部にあることが今との違いでしょうか。
逆に表紙部分の構成は現在まで変わっていません。

御影、2001(平成13)年3月発行
▲御影、2001(平成13)年3月発行
時刻が横書きになっています。
土曜ダイヤがありませんが、時刻欄が1.5面分に拡大したため相変わらず4面構成が基本です。
このかたちは阪神なんば線開業の2009(平成21)年改正で変わるまで続くことになります。

<平成13年式(平成13年~平成21年)における長さ(面数)>
この時のポケ時では本線時刻が1.5面分、支線(西大阪線、武庫川線)時刻が0.5面分と統一していました。
そのため、尼崎、大物、武庫川は5面構成で、現在とは少々違いがありました。尼崎では西九条発の時刻も掲載していました。
この法則をそのまま当てはめると梅田が2.5面構成と中途半端になりますが、実際は時刻欄が2面分と少し長かったため3面構成でした。

芦屋、2002(平成14)年3月発行
▲芦屋、2002(平成14)年3月発行、下り面
広告がつく時は表紙に加え、このように時刻欄下部にスペースが設けられました。そのぶん時刻欄が縮小されています。
現在は1面分まるまる広告スペースが増えたので縮小されることはありません。
ただ、この時も今も広告が付くことはあまりなく、自社広告などで埋める状態がほとんどとなっています。残念なことです。

武庫川、2006(平成18)年10月発行
▲武庫川、2006(平成18)年10月発行、上り面
本線は1.5面、支線が0.5面の構成となっています。
この時の表紙は阪神なんば線の案内でした。開通のかなり前から宣伝していたのですね。
阪神の新路線に対する強い思いが伝わってきます。

東鳴尾+洲先、2006(平成18)年10月発行
▲東鳴尾+洲先、2006(平成18)年10月28日ダイヤ改正、洲崎面
武庫川線途中駅のポケ時(画像は洲先、裏が東鳴尾)。
現在はカラーのポケ時(前ページ参照)となりましたが、それまでは白黒コピーでした。
上が作ってくれなかったのでしょう。
また、「発行」ではなく「改正」表記になっています。

大物、2006(平成18)年10月発行
▲大物、2006(平成18)年10月発行、上り面
ポケ時の長さや構成は尼崎や武庫川と同じでした。
ただ、大物の場合は本線と支線とで停車本数が変わらないので、この構成に違和感があります。
現在の構成は改善の結果と言えるでしょう。

西大阪線、2007(平成19)年4月発行
▲西大阪線、2007(平成19)年4月発行、両面
阪神なんば線になる前の西九条~出来島間各駅の時刻表です。
現在は1駅ごとに分かれましたが、それまでは一緒にしたものでした。
支線の時刻欄は0.5面という決まり通りになっています。
両面表紙があるその他の阪神のポケ時と違い、尼崎行き時刻の側は表紙がありません。
尼崎行きは西九条発の時刻が加わるので1面分多く必要になるためですね。


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